お気に入りのシルクコットンの生地をお選び頂いたのは神奈川のTさんです。
10年来、いつもお世話になっているTさんのお兄さん。

この生地は、シルクの経年変化によって、
素敵な表情に変わってきます。
僕も2色着ていますが、着れば着るほど、好きになってきます♪

グレイPANTSでジャケパンStyleも良いですが、
コットンパンツやデニムにも、使い回しの良さは抜群です。




ナポリにある生地商「カチョッポリ」の社長ヴィンチェンツォとコジモです。


今夜は、ベタな大阪と洒落た大阪、
2人のナポレターノと大阪の2つの顔を愉しみました。
新世界の串カツでベタな大阪を楽しんだ後『Bar HIRAMATSU』へ!


変態的に優秀なバーテンダー平松さんに、濃い2人も大満足してくれました。
ヴィンチェンツォとコジモ、今回も濃ぃ~い時間をありがとう




濃淡で、2色のパープルをオーダーして頂きました!
こちらは明る目の色合いです。




動くと深みのあるブルーが浮かび上がり
なんとも表現しがたい、シットリした表情を見せます。
1枚毛芯で、柔らかく仕立てさせて頂きました。
合わせるパンツは、
色物でネイビー、そしてクラシックなダークグレーの2本。
この2本で、昼と夜の2つの顔(コーディネート)を愉しんで頂けます。
打ち合わせから採寸、仮縫と長らくお付き合い頂き、ありがとうございました!!
今からベストシーズンですね。




靴との色合いも、良い感じですね。
やはり落ち着いた感じを狙って、表側を使いましょうか。
裏も良いんですけどね、、今の瞬間最大風速より今回は先を考えて。希少な生地ですから。




20年以上前にご購入されたジャケット。

サイズ感を変えたいとの事で見せて頂いたのですが、
現状でも若干、拝み気味(ご本人の姿勢に対して洋服が屈伸体)なので、
今よりタイトにされると確実に拝んできます。(拝む→フロントカーブが重なってしまう)

ということで、上衿、両袖、両脇、肩線をバラバラにして、洋服の姿勢を変えることになりました。
両脇を解いて、身頃の前後を上下にズラして、前身を長く、後身を短く再設計します。

アームホール、上衿、袖、すべて再設計することになりますが、
この洋服が持つ設計思想は変えないように、です。
雰囲気も同じように、そのままに、、

この辺りをバランスさせ、仮縫をします。


芯も、同じく再設計しました。
オリジナルに忠実に、、