シャツ工房

今朝、店を開ける前に職人さんの所に伺ってきました。

いつも写真は嫌がられるのですが、今日は新聞の取材でしたので、

顔出し厳禁!という条件付きで、数枚のみ、撮影の許可を頂く事が出来ました。(汗)

今まで何度頼んでも断られ続けたのに(汗)、でも、、こうして初めて、

マッセアトゥーラのシャツが縫われる現場を紹介させてもらえて嬉しいですね。



裁断前に、僕の方で湯のしをし、

それから、この道50年のMM裁断士によって、

1人1人起こした型紙に合わせ、包丁で丁寧に裁断されます。





使い込まれた包丁、、と思いきや、

この『スルメ』と呼ばれる剣先包丁は毎朝キチンと研がれ、

3年ほどで、こんなに小さくなってしまいます。





裁断された生地は、職人さんの手元に届けられ、

こんどもまた、この道50年のMSさんの手によって丸縫いされます。





MSさんの奥様が、襟に芯を沿わしたり、『下張り』を担当されます。

MM裁断士とMSさんは、パートナーを組まれて47年目。

阿吽の呼吸でシャツが出来上がります。





この職人世界にスポットをあてると最高に面白いのですが、

今日は、職場のご紹介だけに留めておきます。

これからも元気で作り続けて下さい。

そして、「教えるなんてワシにはでけへんで」なんて言わずに、

後継者への技術継承に、一肌でも二肌でも脱いで、益々頑張って下さいよ!

これからも宜しくお願いします。