機械式時計は、車の車検のように良いコンディションを保つために、

油差しなどのメンテナンスが必要です。

そのために各輸入代理店は熟練の時計修理師を置き、

彼らは、カスタマーからの要望に応えるべく、

スイス本社などで厳しい研修を終了した資格者です。



時計はあなた一人の物ではなく親から子へと受け継いだりして親しみが湧き、

と同時に、その時計にまつわる思い出なども継承します。

「時代」(とき)の共有は一つの文化を育てます。



だからこそ、ずっとあなたの大切な時計を、

主治医のように、正規販売店は守り続けてくれるのです。



ブライトリングをはじめ、スイス製機械式時計は、

正規輸入品をお買い求めください。



以上、カメラマン高橋さんのブログから引用させて頂きました。



昔、日本のスーツもそんな時代がありました。

使い捨てのスーツ、それはそれで〝ユニフォーム〟として〝あり〟ですが、

日本では男性にとって、ユニフォームとスーツが同義語のようになってしまってます。

少しでも〝スーツ〟の復権を願って仕事をしなければ、、



そんな時代のスーツ、「息子が着るから、直してやってくれへん?」なんて、

息子さんと一緒にお越し下さったりすると、嬉しい限りですね。



それとは直接関係はありませんが、こんなエピソードを。



これは、東京のKさんがお持ち下さった40年前のお仕立券付生地です。





この生地は英国製のミル物のキッドモヘアで、

虫食いが一ヶ所だけありましたが、それでも保存状態のとても良い、

モヘアがモヘアらしかった時代の、〝The! MOHAIR!!〟な雰囲気の生地です。

こんな貴重な生地を預からせて頂き、ありがとうございます。





もう1つのエピソードは、

スーツを1日18時間着用されるFPさんから、

「今まで3年しかもたなかった数々のスーツと比べ、マッセのスーツは、

その倍以上、7年でもビクともしない!」と、以前太鼓判を頂いた事がありました。

もちろん、これはFPさんのお手入れが行き届いていること、

それに、選ばれたばれた生地にもよりますが、

職人さんの縫いの技術の賜物です。

是非とも、FPさんも息子さんに受け継いであげて下さい。

でも最近のスーツは派手なシルエットなので、厳しいでしょうか?(爆)