来春物の一番乗り、今回はIさんでした。
ヴィンテージ好きのIさんが選ばれた生地は、、
ウール&モヘア&テリレン(ポリエステルの一種)の三者混です。
最初はてっきり、モヘア混だと思っていたのですが、
触りがいつもとはちょっと違ったので、ライターで燃やしてみたんです。
そしたら、、やっぱり、、(笑)
シールを見ると、Holland&Sherryではなく、H&Sとなっており、年代を感じます。
こんなに古い(恐らく’70年代初めだと思うのですが)ヴィンテージで、
三者混なんて初めてみました。
ちなみに、紺無地の生地は、Eウッドハウスの三者混です。
燃え方が同じかどうか確かめたら全く同じで、匂いまで同じでした。(笑)
こんなバッシバシのヴィンテージ素材は、柔らかい芯地で軽めに仕上げましょうね。
さぁ~て、その前に、、
一昼夜、水に〝ドボ漬け〟して30年間の垢を落としてやりましょう。
三者混のヴィンテージ
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ヤナセさん いいですねビンテージ
ドーメルのトニックのビンテージ
濃紺無地か濃紺ストライプはありませんか?
今、持っているヴィンテージの濃紺の無地だと、
ペッパーリーのものと、テイラー&ロッジの60%サマーキッドモヘア
の2着しかないです、ごめんなさい。
そうそう、
ドーメル/スポーテックスヴィンテージのピンヘッド柄で、
アズーロの生地が先日入荷したんですよ!
ドーメル/スポーテックスヴィンテージ
いいですよね。今のスポーテックスにない味があります。
青ミミですかそれとも肉厚な赤ミミでしょうか?
ごめんなさい、ドーメルの(旧)スポーテックスではなくて、
現代モノのスポーテックスヴィンテージです。
1920年代に初めて、
スポーツ用として作られたスポーテックスを復刻した生地(380g/m)です。
そうそう結局、Iさんのこの生地、
丸一日水にドボ漬けした後、自然乾燥させ、
最後のひと乾きだけ、アイロンでポンポンして仕上げました。
作業前の生地と比べると予想通り、
この生地本来の風合いを取り戻したようで、ハリを残したまま、
しなやかで艶やかな表情を取り戻しましたよ。
テリレンが混紡されているので、静電気が起こりやすくて、
埃を吸っていたのかもしれませんね、、
どうなんでしょう、パニコさんのご意見はどうですか?
テリレン混紡の生地は見たことがないので
なんとも云えないですね。
ドボ漬けしておいたテイラー&ロッジの紙製シール付きのヴィンテージ生地を、
生乾きまで自然乾燥させたものがあったのですが、
今、アイロン掛けが終わりました。
テリレン混紡が、ヴィンテージの風合いにどう影響するのか、
僕も分からなくて想像での話に過ぎませんが、
やはり保管状態によるところが大きいように思います。
今夜の生地はオールウールでしたが、状態はあまりよくなかったらしく、
洗った後は、光沢も風合いも、良い状態になりましたから。