商品紹介
Prestige Line No.4
【No.38】
2004年秋お仕立て商品 大阪府 S 様
スタイル シングル1B
生地 Innes Chambers/Victory S140's with Cashmere&SilverMink(英国)



[ 特 徴 ]
このスーツは、高校時代からスーツをオーダーして、オーダー暦45年というお客様 Sさんの
定番スタイルです。選ばれた生地もとても柔らかで優しい感じがして、自分の雰囲気を
知り尽くされた、Sさんらしい選択です。

そのスタイルを、シルエットや細部のディーテールをマッセアトゥーラ流に味付けする事で、
洗練された雰囲気に仕上げてあります。

シングル1Bスタイルに巾7cmと狭目の襟は、ゴージラインも高すぎず、低すぎず、
そして若干セミノッチ気味にしていますが、パッと見は分からないのではないでしょうか。

フロントカットは、1Bスタイルをより強調すべく、大きくRをとって外に逃がして、
エレガントさを表現することで、45年来のSさんの定番スタイルに、新たな可能性を表現しました。

袖口の釦は、フロント釦と同じ20mmが1つ。そして釦ホールは45度に切っています。
これもSさんの定番スタイルですが、ただ、釦位置が余りに下ですと、詰まった感じに
なりますので、一般的な位置よりも5mmだけ上げ、袖口から40mmと軽やかな雰囲気に
してあります。(通常、マッセアトゥーラでは、袖釦3〜4個の場合、袖口から45mmに
設定しています。)

見返しのポケット類のサイズ指定など、手に鞄を持つことを嫌われるSさん、荷物類は全て
スーツに収納されますので、通常よりも胸のバス芯を厚くし、上襟にも厚手の麻芯を使う事で、
全て収納加重に耐えられるようにしてあります。しかし、見た目の厚ぼったさを感じさせないように、
細部に工夫をしました。

本当はスーツには何も物を入れない方がシルエットの為には、綺麗なドレープが出て
いいのですが、Sさんのように機能を優先される方には、その都度、相応しい芯に組み替えて
対応させて頂きます。物を入れながらも綺麗なシルエット、、これ、テクニックです。