今日は採寸が立て続いてバタバタしました。
終わったあとのデスクはこんな感じです。



アレコレとサンプルを引っ張り出してきたり雑誌見たり、
時にはDVDを見て映画の中のスーツを真似てみたり、
こうしてお客様とイメージをしながらスーツは形作られます。
気付けばメチャクチャになってますが、
実は僕的には作業場っぽくって好きです。
でも仕事出来る人の仕事場っていつも綺麗なんですよね(苦笑)。
ちなみにこの机はスーツ生地を十分に広げられるように
大きくオーダーしてあります。

さて、下の画像はカラークロスといって、
ジャケットの上襟の裏側に張る生地です。
見えるところじゃないですが、
今日頂いた2着のご注文はどちらもミッドナイトブルーの無地でしたから、
ちょっとした遊び心で、こんな生地を使ってみます。




これゴム製の『チャイニーズカフス』です。
チャイナドレスのボタンに似てるでしょ。
コテコテに3色使いのタイプを5柄作ってみました♪
2個1組で1,050円。
気軽にWカフスを楽しんでみて下さい。

Wカフスやコンバーチブルタイプのシャツを作って下さった方には
もれなくプレゼント!?
これをフラワーホールに挿してみても、面白いですよ♪
ヨーロッパのセレクトショップでもよく見かけるカジュアルなカフスです。




今日届いたパンツのウエスト周りの仕様、
これはパンチェリーナと呼ばれています。
前の打合部分にボタン2つで留める帯が付き、
さらに持ち出しの付け根にもう1個。
これによりフィット感が高まります。

言葉で表現するのは難しいですが、
ほんとに心地よいホールド感があります。
ただ釦数が多いからという理由で嫌がられる方と、
フィット感が心地良いという理由で、
好みが別れ事も事実です。
さて、みなさんのお好みは?




今日届いた光り物サバ系スーツ、パンツのデザインに注目!
ノータックじゃなく1タックでもなくダーツです。
ちょうど第1タックの位置にダーツを取っています。
ノータックより腰周りにゆとりが出来て丸みがでますから楽チン。
でも紳士物として見ると何となくエッチ!?
これがいいんですよメトロセクシー系ですから(笑)。



上の画像を見てください。
同じパンツですが、ピスポケットを片玉にしています。
どうですかスッキリ見えるでしょ!
以前は安っぽくて嫌いだったのですがスッキリ見えて新鮮です。
これはオリジナルラインの仕立てです。
ここからラインナップに入って頂くと、他にも色々あります。


今日はビックリ!
何とシカゴからお客様がスーツのオーダーでご来店下さいました。
いつもの事ですが、気合入れて創らせて頂きまーす!
シカゴ支店も夢じゃない!?(笑)



画像は英国王室御用達のケントの洋服ブラシです。
量産としては世界最古のブラシメーカーで、
最近は日本では余り見かけなくなりましたね。
ウーステッド用とカシミア用が追加で入荷しましたので
ご入用の方はお早めに♪


ベルト入荷しました!ステッチのないカーフ素材です。
この方がエレガントで僕は好きですが、このタイプは張り合わせが多く、
剥がれてくるケースがあります。
ステッチのないタイプ自体が少ない上に、剥がれない物となると、
見付けるのは至難の業?なんて思いながら探しまくりました。



下の画像はベルトの裏側。
張り合わせじゃなくて袋縫いになってます。
これなら絶対に剥がれません♪
素材もベビーカーフでカシミアのような肌触りだし、
巾も3.3cmと、このタイプにしたらちょい太めです。



もう1本はスネークです。いい感じでしょ!
メトロセクシーな感じでスーツを着る時は、
コレに合わせてスネークの靴を合わせたり、ジーンズだって、
どんなスタイルにも圧倒的な存在感を見せ付けてくれる
こんなベルトが1本あると便利ですね♪
僕も買いました(笑)

どちらも生ハム(プロシュート)とパルメザンチーズで有名な、
イタリアのパルマ産です(笑)。


またまた今日もご注文頂きました光りモノサバ系スーツ、
ビッカンビカンです。
Tさんいつも遠方から有難うございます。
僕の着ているスーツと同じアズーロブルーです。
昔はよく見られた色です。



Tさんの80cmのウエストに対して出来上がりは90センチと
かなりタイトに詰めています。
かなりビシッとした仕上がりが期待できますね。
ちなみに今回の生地は英国ハダスフィールドにある名門
ミル【BROADHEAD&GRAVES】のヴィンテージです。
これも現代モヘアと違い低速織機で織られた生地特有の張りがあって
迫力のある豪快な風合いです。

そして、今年マッセアトゥーラで人気のある
ライトグレーのシャツが4枚出来上がってきました。
中でも左の2枚は胸ポケットが両玉縁になっていて
クレリック襟に合わせて、同じ白いブロードクロスで切り替えてあります。
個性的で大人っぽい顔つきのシャツです。


今日はスーツを1着ご注文頂きました。
今までに何着もお創り頂いてるお客様でしたので、
採寸も直ぐに終わりゆったりとお話ができました。

また、先月あるお客様からご注文を頂いた
コットンのドレスシャツが出来上がってきました。
写真が上手く撮れず、この質感をお伝えできないのが残念ですが、
このシャツ、実物は純銀製の織物のように?光沢があって迫力満点です!
ドライクリーニングに出してせっかくの生地を痛めないように
家で水洗いして下さいね。


過去に、お客様登場にもご登場頂いたKさんです。
このスーツのお渡しでご来店下さいました、いつも有難うございます!
赤紫色の裏地が表地に透けて、ナス紺のスーツ地が、さらに華やか見えます。


そしてこの綺麗なウエストシェイプを見て下さい、男の背中は黙ってセクシーですね♪(笑)
今までのジャストサイズから、今回このシルエットに変えられたのですが、
1着目にして、ほとんど皺もなく綺麗なラインが出たと思います。


話は急に変わりますが、
Kさんは本業とは別に、NPO法人日本放鷹協会事務局長をされてまして、
鷹狩の話を実体験を交えて、いつも楽しく聞かせてもらっています。
みなさん、鷹と隼の違いってご存知ですか?
鷹は森の生き物で、狭い場所で小回りを効かせて飛べます。
いっぽう隼は草原の生き物で、獲物を見つけると時速300kmで急降下できます。
得意とするフィールドが全然違うから、運動能力が全く違います。

興味のある方は、Kさんお勧めの鷹匠神内光示氏のサイトをご覧下さい。
実際に飛んでいる姿は、Kさんの飼っておられる隼が猟期に入る来冬にレポートします。



たまに、お客様から
「気に入ったスーツと同じモノを作ってもらいたいんですが・・・」
という、お問い合わせを頂きます。
そんな時、ちょっと困ります。
正直に丁重に「お断り」するべきか、
調子良く嘘を付いて「金儲け!」に走るべきか(笑)
その理由は・・・

寸法は同じでもパターン(型紙)によって、出来上がりは変わってきます。
採寸はあくまで、ある点の計測でしかありません。
その点と点を結ぶのが線です。この線が、直線なのかカーブしているのか、
またそのカーブの強弱によって、全然違う服になります。

フルオーダーのプレステージラインなら、かなり近いモノは可能なのですが、
それでも「全く同じ」という訳にはいきません。
お気に入りのスーツを分解して、1パーツずつ型をとれば
見た目には可能です。
しかし、使う芯地や肩パッドや糸、
それらを縫い合わせるミシンや糸のテンションによっても
出来上がりの雰囲気は変わってきます。

ですから、スタイリッシュテーラーリング、『マッセ アトゥーラ』では
いい加減に「出来ますよ」なんて言わないで、
丁重にお断りさせて頂いております。
申し訳ありません・・・ごめんなさい。