随分と以前に、ご紹介させて頂いてたスーツ
紆余曲折ありながらも、完成しました!

グラマラスで美しい腰のふくらみ
スッキリとボリュームレスなヒップ周り。
大好きな造形は、おなかスッキリ凹んで見えます!
それでいて薄っぺらくならずに、とても優雅な雰囲気なんです。


綺麗なラペル。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
5年後10年後の馴染んだ頃の表情を、改めて見せて頂きたいです。
そんな楽しみを抱かせてもらえる洋服に仕立て上がりました。




昨日、本日と、
ローマで靴作りをされていらっしゃる
吉本晴一さん(PERTICONE,ROMA)のトランクショー(受注会)でした。

PERTICONEにつきましては
以前ご紹介させて頂いておりますので、こちらをご覧下さい→『PERTICONE,Roma』


まず、こちらの靴。
ローマの作家さんに依頼されたオリジナルバックルのストラップシューズです。
このブラス製の他に、シルバー製もご用意頂いております。
またこの革は、
ミュージアムカーフと呼ばれるもので、
独創的なマーブル模様(斑)に染められ、アンティーク仕上とは違った味があります。
独特のしなやかさがあって馴染みも早く、履き皺も良い感じに入るそうです。

参考:
シルバ:シルバー925(スターリングシルバー)Sterlingは「本物」「信頼できる」という意味です。
ブラス:日本では真鍮(しんちゅう)という。日本の5円硬貨がブラス製です。

次に、こちら。
製作途中の靴があったので、説明にはもってこい!(笑)
話はそれますが、このスエードこそ
僕が初めて吉本さんにお願いした『CHARLES・F・STEAD』社製のスーパーバックです。
毛足が短く、恐ろしいくらいにキメが細かく目が詰まっています。
上品この上ない起毛感で、見た瞬間身震い(笑)


念入りな採寸で、
ローマに帰られてから、まずラスト(木型)を彫って頂きます。


たくさんのサンプルをご準備させて頂きながら、撮影するのを忘れていました(汗。
和やかで楽しかった雰囲気も、、忘れてました。。次回は必ず!!
多くの方にお越し頂き、沢山のご注文も頂き、本当にありがとうございました。
何足もオーダー入れようとして下さった方もいらっしゃいましたが、
先ずは木型を安定してからドバッとお願いします(笑)

仮縫は半年後になってしまいすが、愉しみにお待ち頂けますと幸いです。
半年は長いでしょうから、ちょうど3ヶ月目辺りに?
ローマの工房の模様をお伝えします!



以前ご紹介させて頂いたコートが完成しました!
仮縫の時は判り難かったですが、打ち合いの段返りがハッキリ分かります。


バストからウエストにかけてのシェイプも綺麗に造形されています。


適度な着丈です。
どんどん変わってゆく表情が楽しみです。
Kさん、10年後のお写真、また撮らせて下さいね!!!


16世紀の末頃に創業された英国の名門ミル(機屋)、
アーサーハリソンの生地を使ったジャケット。
クラシックな表情でりながら、少し明るめの落ち着いた青。
そして何より、着れば着るほどに馴染むことを容易にイメージさせてくれます。


こんな生地は、やはり着れば着るほどに馴染む手法で縫い上げたくなります。
お湯につけて糊抜きした芯を
着る人の体に合わせて、生地に合わせて
ジャケットの骨格となる毛芯を手作りしてゆきます。


ラペルの、美しく優雅なロール具合♪




2017年11月11日:By YANASE,Hirokatsu (Masse Attura)


ローマに工房を構える『Perticone』の代表である吉本さんは
大学を卒業し、一旦専門商社に就職されますが、
靴作りの想いを断ち切れず、
2005年、イタリアに渡られました。
以降、数々のオーダー靴の専門店で研鑽を積まれます。

イタリアにおいては、
自由で斬新なデザイン性、豊富な革使い、軽快な靴作りを学ばれ、
イギリスにおいては、
愚直なまでに昔ながらの変わらぬ製法、堅牢な靴作りを学ばれました。

靴作りの方向性が全く異なる2ヶ国で、
長年にわたる研鑽を重ねられた結果だと思うのですが、
だからこそ、吉本さんが作る靴には、それらの感性が共存されていると思うのです。

現在はフリーランスの靴職人として、
イギリスの有名ビスポーク店の仕事依頼を受けつつ、
ご自身のオーダー靴ラインをスタートされる事になりました。

またこのたび、吉本さんに依頼するに至った経緯を簡単にお伝えします。
今まで僕自身の靴をお願いしてきた流れがあります。

マッセアトゥーラの物作りの基本理念とも通じ、
ただ着る人(履く人)の体(足)に合わせるのではなく、
どう見せれば綺麗かについて話し合い、具現化して下さいます。

その理由は
吉本さんの依頼主の気持ち寄り添う姿勢と
吉本さんの靴職人としての経歴に由来するものだと思います。

例えば、僕のズングリムックリした足を、
足に合わせながらも、スマートに「造形」するという具合です。

お客様によって、
逆に丸くさせたい方もいらっしゃると思います。
そこは、
着ていらっしゃるお洋服の雰囲気や、
その方のご体型、TPOなどを考慮した上で、
吉本さんが培ってこられた造形美の世界観を通じて「造形」して下さいます。
当日はコレクションを直接ご覧いただけるよう準備させて頂きます。
皆さまとお会いできる事、楽しみにしています。


吉本晴一氏経歴

これまでにフリーランスのアウトワーカーとして
イタリアの数々のオーダー店より製作依頼を請け負われてきました。
・Salvatore Politano(Roma)
・Petrocchi (Roma) http://www.calzoleriapetrocchi.it/
・Mercurio(Roma) http://www.stivaleriamercurio.it/
・Marini (Roma) http://marinicalzature.it/
・Mannina(Firenze) http://www.manninafirenze.com/

そして現在、イギリスの有名ビスポーク紳士靴店の製作に携わる傍ら、
自身のBespoke line
・Perticone – Seiichi Yoshimoto をスタートさせられました。

BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/




可愛いですね~♪


ベストとパンツでのオーダーです!
ベスト好きのNさんらしいオーダーだなって思います。
デニムのシャツも綺麗にはまっています!!


ベストの背裏は
表地の風合と近すぎず遠すぎず、
アルパカ裏地をお湯で洗って更に柔らかな表情にしました
この辺りも、いつもながらNさんらしいセレクトです。ありがとうございます!




シャツをオーダー頂いていたKさんの初スーツです!
それも、ダブルでの初オーダーです。

もともとKさんは
スーツがお似合いになる厚い胸板で、
さらにお体を鍛えられていらっしゃいますので、それを
すっぽりと包み込む胸周りの造形をイメージしてフィッティングさせて頂きました。

良い感じで仕上がって、ホッとしました。
綺麗に納まっています。鍛えられたバストだけでなく
何せKさんの実寸は『ドロップ10』で、いきなりのダブルでしたから(苦笑。


絞り過ぎることなく、エロガントなシェイプにさせて頂きました。
撮り忘れた後ろ姿も上品なラインを描いていました。


あっ!タイトルについて何も書いてない!!(笑
Kさん、ありがとうございました!
2着目以降、更に昇華させ、
もっともっと洗練されたスーツにしていきましょうね!!
ん?もうこれ以上は必要ないかな!?(笑



2年越しでやっと見付けたピアチェンツァのカシミア地を使って、
ダブルのコートをオーダー頂きました。Tさん、長らくお待たせしてごめんなさい。


生地の質感と絶妙な色合い(僕の撮影技術では伝わりません!)を存分に表現するため
シンプルなダブルのコートをお勧めしようと思っていたのですが、、が!です。


どこか、ひと捻りしたお洋服がお好きなNさんですから、
(この辺りの感覚は10年以上のお付き合い、心得ております!笑)
ショールカラーをご提案させて頂きました。


さらにラペルを段返りにします!


11月末の完成を目指します!
完成が楽しみです。




昨日と今日は、
ミラノのサルトリアクレセントのトランクショーでした。
オーダーやお渡し、仮縫、また
ご見学にお越し頂いた皆さま、有難うございました。
撮らせて頂いたお写真の中から、幾つかご紹介させて頂きます。

ホーランド&シェリーのCRISPAIN から生地をお選びいただいたKさん。


肩甲骨の張りが気になりますが、
型紙の調整ばかりか、アイロンでクセ取りしますので問題ありません。


どれくらいの隙間が開いているか、、


ここからは全てNさんシリーズです!
まず最初のカチョッポリのジャケット地は絶妙な色合いです。
Nさん、パッと見て一目惚れして頂きました。


合わせて頂くパンツは、
クラシックなグレーは何本も濃淡お持ち頂いているので、
今回は、ちょっとモダンにジャケットにも使われているブルー系で
更にジャケットに似たペーンが効いています!


こちらはウール・シルク・リネンの3者混、来春の完成予定です。
合わせて頂くパンツは
光を浴びるとグリーンにも見える、
ひと捻り効いた無地の玉虫色ミディアムダークブラウンです。
もう1着、お仮縫いのお洋服があったのですが、撮影を忘れてしまいました(汗。


最後はボルドーブラウンのウールコーデュロイ素材のスーツです。
こちらも余りお目にかからない生地で、
コーデュロイなのにドレープが効いて面白いです。
ただアイロンを効かせにくかったようで、河合氏を困らせた素材です。


参考まで、、
このネクタイはジャンニ・チェルッティ氏によるビンテージシルクのセッテピエゲなのですが、
一部に芯を入れた(剣先部分のみ芯を抜いた)スフォデラート仕様となります。



Kさん、お待たせしました!


480gと、へヴィーな生地なので、
出来立てはゴワゴワしていますが、直ぐに馴染んできますよ♪