洒落たネーミングです。


塩胡椒を振り掛けたような表情です。
その後もソルト&ペッパーシリーズはリリースされていますが、
この初期の頃のソルト&ペッパーの表情が、今のあっさり顔のソルト&ペッパーより好きです。

マニアックな話ですが、
ラペル返りの範囲だけ馬須(バス)芯を抜いて毛芯のみとし、
襟返りの柔らかな表情を目指して仕立てていますので、5年後10年後が楽しみなジャケットです。
優雅な袖付けも、これからの変化が楽しみです。
Nさん!5年後また撮らせて下さい♪




綺麗にまとまりました。


ベストを撮り忘れたのですが、
背中側にはアルパカ裏地を使ったので、
ツイードの質感と相まって、良い感じになりました。
着込むと、どんどん表情が変わってきますから、また撮らせて下さい♪
イメージの擦り合わせから生地選び、仮縫から完成まで4ヶ月、Nさん有難うございました!




お嬢さま達からお父様への還暦のお祝い。
素敵なプレゼントに携わらせて頂いてありがとうございます。
Nさん、これからも現役で、、益々頑張って下さい!




今やクラシック殿堂入りのカモフラージュ柄。
高橋さん、いつもありがとうございマッセアトゥーラです♪




ジャケットとベストの着せつけ。
造形的に、いつも反身を加えてしまう、、
着ていく内に、馴染んで下がってくるんだけど、
短気な性格か我慢することを知らないのか、いつも最初から。
なかなか良い感じで、「肉体を再構築」した造形が出来たと思います。
Nさん、楽しみにしていて下さいね! バランスのよい洋服が出来てきますから。




いい感じで、


ドレープが出ています。


でも真正面から見たシルエットは、


脇の絞りは強くはなく、むしろズドンとしています。
もう少し緩んだスタイルに仕上げるため、脇は更に緩めた造形にします。




完成しました!
全体の雰囲気は古都、京都ですが、、
襟の「のぼり」は東洋のナポリ・鹿児島がイメージです(笑。
分かる人には分かりますハイ(笑。依頼主のNさんは分かっておられるから大変です。
*ちなみに、京都とフィレンツェは姉妹都市です!
*柳瀬は京都で、中山は鹿児島です(爆。


鏡越しに撮ると、こんな「ギラ」ついてビックリ!
この生地はシルクが沢山入っていますが、実物はこんな光りません。
そのシルクのお陰で、、
サマーツイードと呼ばれる生地の多くは着込む程、いい感じに起毛感が出るから楽しみです。

味わい深くなるのは生地だけじゃなく、、
仕立も、着込めば着込む程、どんどん雰囲気が出てきます。
男の顔の皺のように「どう着るか(生きるか)」で、10年後20年後の表情が違ってきます。




スペンスブライソンのへヴィーウエイトな
アイリッシュリネンで仕立てたサファリジャケットです。
9月半ばにフランスに行く時に着て行きたいと440グラムを選ばれました。
このウエイトのアイリッシュリネンは春先と初秋に大活躍。着込んだ時の表情が最高です。


北アイルランドのスペンスブライソン社は、
英国王室御用達の最高品質リネンとして知られています。
アイリッシュリネンは、実はその紡績技術に定評があったのですが、
現在では、フラックスの生産や紡績はアイルランドで行われておらず、織りだけ。
アイルランドの紡績工場の保存に向け、ナショナル・トラストの動きもあるほどで心境は複雑。
地球温暖化の皺寄せが、フラックス栽培の緯度の限界線を南下させる事に、、

ちなみに、
リネンの原料はフラックスと呼ばれる一年草の植物で、
この原料が紡績によって糸になるとリネンと呼ばれるようになります。
リネンは吸水速乾性に優れた高機能な天然素材で、スペンスブライソンはその中でも最高峰です。

麻は大好きな素材で、よければこちらも読んでみて下さい。
麻シャツを着倒す!
麻ジャケを着倒す!
スペンスブライソン
アイリッシュリネン

これはちょっと違いますが、
シルエットの綺麗なアイリッシュリネンと云うことで(笑。




いい感じです。
何も言いません。
言うほど野暮になる。


サマーツイード。
シルク×リネン×ウール素材。
着込めば着込むほど、味わい深くなります。
こちらのリンクに入ってもらうと、更にその先のリンクに、
サマーツイードについて、コメントしていますので、そちらも是非!!




先日開催のサルトリアクレセントのオーダー会
お渡しだったNさんのジャケットについて何件かお問い合わせ頂きました。
Giri(ジーリ)はアームホールの事で、rimboccati(リンボッカーティ)は折り込まれたという意味。


シャツ袖のようでシャツ袖でない、ナポリ仕立てのようでナポリ仕立てでない不思議な匂いの服。
サルトリアクレセント河合氏が考える美学の上に超絶技巧が盛り込まれています。
袖山を削らない男性的な袖付けがミラノの特徴ですが、この袖は、
垂れ綿などの附属などを一切使わずに表現され、フワッと優雅な造形になっています。


カジュアルだけど典雅なジャケット。
先に造形を決めてから生地を選んだことも成功要因です。
先にこの造形に似合う生地を数点セレクトしておいてからNさんにお選び頂きました。
まだ完成はしていません。このような手縫いの服は何年も着続けていただいてNさんの服に熟成されますから。
マッセアトゥーラのハウスクチュールラインも、同じくそのような洋服です。

この生地、ゆったりと低速織機で織られた生地、日本とイタリアが融合したモノづくりです。
他にも、機屋見学の様子を書いた内容がありますので、良かったら見て下さい。
文中に英国の低速織機工場のレポートもリンクしています。