ついに完成しました
Kさん、お待たせいたしました!!


しっかり湯通しをして良かったです。
ほとんど洗濯レベルです(笑。


着れば着るほど、
どんどん馴染んで身体に寄り添ってきますよ。


腰のふくらみも良い感じです。
最後に、左右の袖丈を合わせて完成です。
Kさん、末永くご愛用頂けますよう願っております。
長らくお付き合いを頂きまして、本当にありがとうございました!




先日、仮縫のための仮縫を終えたジャケットですが、
今度は本番の生地で仮縫をさせて頂きました。

この生地は、マッセアトゥーラがスタートした頃(1999年)に手に入れた生地です。
その時点で、織られてから既に20年は経過していたそうですから、
少なくとも40年以上も前に織られた事になります。

コンポジションは、リネン*シルク*ウールの3者混ですが、
最近、多く見かけるようになった3者混と
全くの別物で、シッカリした英国らしい風合いです。


ギシギシとした生地感は、麻(リネン)とシルクのせいかとも思ったのですが、
ブラシをかけると、けっこうな量の埃が出てきましたので、
湯のしでなく、『湯通し』してみました。
案の定、お湯が真っ黒に!

糊が抜けたせいもあると思いますが、
しなやかなでコシがある「ふんわり」感を取り戻しました!
おまけに底艶感も復活したせいか、生地の美しいドレープ感を感じさせてくれます。

仕立てた後に糊を落とそうとしても
水溶性である糊は、石油系の溶剤を使うドライではほとんど落ちません。
お湯に浸け置いたおかげで、気分もサッパリしたと同時に軽やかなジャケットになりそうです!



昨日と今日(2018年1月23日と24日)は、
ミラノのサルトリアクレセントのトランクショー(オーダー会)でした。
オーダーやお渡し、仮縫、またご見学にお越し頂いた皆さま、有難うございました。
撮らせて頂いたお写真の中から、数点ご紹介させて頂きます。

HARRISONS of EDINBURGH の
P&B UNIVERSAL(465g)から生地をお選びいただいたMさん。
エレガントで、すっきりしたウエストシェイプですね。


袖を外して、肩周りの納まりを確認させて頂きます。


パンツも、ほぼ綺麗に落ち着いています。
手縫仕立との相性は抜群な生地で、完成が楽しみです!


EUROTEX の Professional/Dead Stock(370g)から
しっとりと落ち着いたピンヘッドの柔らかなブルー地をお選びいただいたMさん。
着込むほどに馴染み、愛着がわいてくる(育つ)服は、仕立との相性も抜群で、とても楽しみです。


上のMさんがお選び下さったハリソンズにも共通する特徴ですが、
このように打ち込みのしっかりした、それでいてしなやかで上質な英国服地は、
最近では織られる事が少なく、滅多に見なくなりました。


Loro Piana の Summer Tasmanian(230g)から
軽くてラグジュアリーな
ソラーロ(ブラウン*パープル)のヘリンボーン地をお選びいただいたNさん。


背中を丸く包み込み、そこからウエスト~ヒップに至るグラマラスな造形が、
何とも喩えようのない美しさを見せてくれています。
こちらも、完成がとても愉しみです。


お写真を快く撮らせて頂いた皆さま
ありがとうございました!



濃紺に、ブルーグレーのインナーを合わせた Art.2937 です。
少し小振りなサイズが、仕事をされていない感を漂わせていて良い感じです(爆。
Kさん失礼しました(汗。褒めてるんですからね!!


縫糸を黒にしてあるので、濃紺の糸を使うより、
良い意味でステッチが浮かび上がらずに、良い雰囲気に仕上がりました。
その辺り、Kさんのセンスが光ります!


右側は、非継続品番モデル、
2コンパートメントで薄手の「サックアデペッシュ」タイプ、10年選手です。
現ラインナップはとても少ないチェレリーニですが、
近日中に新モデルが発表されます!?




本縫いとは別の生地で、仮縫いをさせて頂きました。
ファーストオーダーでシルク×リネン×ウールの混紡素材ですから、万一を考えて。


結果的には別生地の必要はなく、大丈夫でした。


雰囲気の良いジャケットになりそうで楽しみです。
本縫用の生地でもう一度仮縫させて頂きます。
Kさん、お付き合い宜しくお願い致します。




昨年ご紹介させて頂いた、こちらの生地、
今日は忘年会の前にお立ち寄り頂き、お写真を撮らせて頂きました。


Tさんのスーツ姿を見せて頂く機会は滅多にないので、すかさずお写真をお願いしました(笑。
お付き合い頂き10年を越えますが、
最初のスーツから今までスタイルはほぼ変わっていません。
10年前は、周りのスーツ好きの方から「細いなぁ~」と言われたそうですが、
今は逆に「少し太くない?」と言われるそうです。
生地の色柄にしても、新しいのか古いのか分からないような
Tさんの感性でお選び下さいますから、10年前のスーツでも全く色褪せません。
ご参考まで、、この生地はローマのマーチャントが
英国のド級ミルに別注をかけた70年代後半のVintageです!!


このスーツも独特の雰囲気があり、
コーディネートも「これぞTさん!」です。
Tさん、いつも楽しませて頂き、ありがとうございます!




随分と以前に、ご紹介させて頂いてたスーツ
紆余曲折ありながらも、完成しました!

グラマラスで美しい腰のふくらみ
スッキリとボリュームレスなヒップ周り。
大好きな造形は、おなかスッキリ凹んで見えます!
それでいて薄っぺらくならずに、とても優雅な雰囲気なんです。


綺麗なラペル。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
5年後10年後の馴染んだ頃の表情を、改めて見せて頂きたいです。
そんな楽しみを抱かせてもらえる洋服に仕立て上がりました。




昨日、本日と、
ローマで靴作りをされていらっしゃる
吉本晴一さん(PERTICONE,ROMA)のトランクショー(受注会)でした。

PERTICONEにつきましては
以前ご紹介させて頂いておりますので、こちらをご覧下さい→『PERTICONE,Roma』


まず、こちらの靴。
ローマの作家さんに依頼されたオリジナルバックルのストラップシューズです。
このブラス製の他に、シルバー製もご用意頂いております。
またこの革は、
ミュージアムカーフと呼ばれるもので、
独創的なマーブル模様(斑)に染められ、アンティーク仕上とは違った味があります。
独特のしなやかさがあって馴染みも早く、履き皺も良い感じに入るそうです。

参考:
シルバ:シルバー925(スターリングシルバー)Sterlingは「本物」「信頼できる」という意味です。
ブラス:日本では真鍮(しんちゅう)という。日本の5円硬貨がブラス製です。

次に、こちら。
製作途中の靴があったので、説明にはもってこい!(笑)
話はそれますが、このスエードこそ
僕が初めて吉本さんにお願いした『CHARLES・F・STEAD』社製のスーパーバックです。
毛足が短く、恐ろしいくらいにキメが細かく目が詰まっています。
上品この上ない起毛感で、見た瞬間身震い(笑)


念入りな採寸で、
ローマに帰られてから、まずラスト(木型)を彫って頂きます。


たくさんのサンプルをご準備させて頂きながら、撮影するのを忘れていました(汗。
和やかで楽しかった雰囲気も、、忘れてました。。次回は必ず!!
多くの方にお越し頂き、沢山のご注文も頂き、本当にありがとうございました。
何足もオーダー入れようとして下さった方もいらっしゃいましたが、
先ずは木型を安定してからドバッとお願いします(笑)

仮縫は半年後になってしまいすが、愉しみにお待ち頂けますと幸いです。
半年は長いでしょうから、ちょうど3ヶ月目辺りに?
ローマの工房の模様をお伝えします!



以前ご紹介させて頂いたコートが完成しました!
仮縫の時は判り難かったですが、打ち合いの段返りがハッキリ分かります。


バストからウエストにかけてのシェイプも綺麗に造形されています。


適度な着丈です。
どんどん変わってゆく表情が楽しみです。
Kさん、10年後のお写真、また撮らせて下さいね!!!


16世紀の末頃に創業された英国の名門ミル(機屋)、
アーサーハリソンの生地を使ったジャケット。
クラシックな表情でりながら、少し明るめの落ち着いた青。
そして何より、着れば着るほどに馴染むことを容易にイメージさせてくれます。


こんな生地は、やはり着れば着るほどに馴染む手法で縫い上げたくなります。
お湯につけて糊抜きした芯を
着る人の体に合わせて、生地に合わせて
ジャケットの骨格となる毛芯を手作りしてゆきます。


ラペルの、美しく優雅なロール具合♪