いつもお仕事ではビスポークチュールを。
そしてプライベートではハウスクチュールでオーダー頂くTさん。
今回は、プライベートで着て頂くジャケットを、サルトリアクレセントでオーダー頂きました。
それぞれの縫製には、それぞれの空気感があって、それぞれのTPOを考慮して
オーダー下さるTさんは、オーダー上級者です。
でも皆さんが上級者になれるよう、
マッセアトゥーラでは「着るか、着られるか。」を提唱し続けます。
今日は(も?)熱く!語りました(笑。

Tさん、
いつもありがとうございます。
同じ「もの作り」企業のTさんからのご声援、
いつも心強く、感謝いたしております。




桂春蝶さんのラジオ関西『バタフライエフェクト』の週間春蝶に出させて頂きました
それも何と15分!15分ですよ!!でもあっという間!(笑
バタフライ(蝶) & エフェクト(効果)
朝から意味深な?番組(笑

春蝶さんがお客様に成りすまして、僕が接客するという設定。
当日いきなり春蝶さんから電話を頂いて、ぶっつけ本番でしたが、春蝶さん凄い!

慣れない僕を上手にリードして下さり、いつの間にか、
春蝶さんのスーツを受注した日のことを思い出しながら話してました。

で、番組が終わってから(放送が終わってから)聞いたところ、、
なんと、放送で僕がお勧めしたコーディネートを春蝶さんが着ておられたそうなんです!
で、これがその時(3年程前)に春蝶さんからオーダー頂いたスーツ。
笑顔が最高ですね♪ 画像クリックで拡大します!!
春蝶さんらしいコーディネートです♪

Blueシャドーチェックのスーツに、Blueチェックのシャツ。チェックonチェックが綺麗にまとまってる!
靴はBlueスエードのWモンクストラップ、ベルトはBlueスエードと、全身Blue!!

当時2人で何を話をして、どうしてこのコーディネートをお勧めしたかまで、
さっき話した内容と当時の内容が、まんま同じだから驚きです!
これはまさに!『バタフライエフェクト』です(笑。

今日の放送中、完全に!春蝶さんの手のひらで転がされてました(爆。
プロの『痺れる仕事』を見せてもらいました!!!
春蝶さん&スタッフの皆さん!
ありがとうございます。



大学卒業後に入社した会社で、入社7年目に
社内ベンチャーでスタートさせて頂いた時を思い出します。
自分が歩んできた道(経験)を、これから歩もうとする人たちに伝えたい。
そんな皆さんに、僕の僅かな経験ですが、少しでも参考にして頂ける事があればとの思い、
そして自分自身にとっても、振り返り、気持ちも新たになれるんじゃないかなぁ~
なんて、僕自身、とっても楽しみなんです。


この日、アイスブレイクワークショップのファシリテーター役をさせて頂く事になりました。
1日の長丁場ですが、1つでも多くのことを持って帰って頂けるよう
精一杯、初日の大切な役目に取り組ませて頂きます。
主催は関西ニュービジネス協議会です。




出張に行って、早めに宿に入りました。
とっても素敵な旅館でした。


打ち合わせ&見学のあと、
宿に着くまでの車中でミーティングを終え、
今日くらいは?仕事の話を夜に持ち越さないでゆったりしようと、、
★たくさんお時間を頂いてありがとうございました。必ずプロジェクト成功させましょう!


到着早々、湯ったりと源泉かけ流しの温泉が溢れる湯船に浸かり、


サッパリしたところで、球磨焼酎に中山もご機嫌です。


岡嶋も開放感のせいか?動きが早すぎて、、
ん?もしかして、カメラを持つ僕の手が震えてるとか?(笑


僕も「こんな時間からご飯を食べていいのか?」なんて罪悪感を感じつつ、すっかりリラックス。


食事後、もういちど温泉に浸かり、
旅館の中のBARで、心地よい会話に夜更けまで、、
ゆっくり休もうと思っていたのですが、、そんな訳ないですよね(笑


さぁ、運転して帰ります!
いっぱい勉強をさせて頂きました。
今回の見聞を必ず実らせて形にしましょう!
事後報告になりましたが、出張に行かせて頂き「ありがとうございました!」
詰め詰めの予定にしなかったので、まったり出来て大正解でした。




ハービスプラザOSAKAの2階エントランスにあるディスプレイ。
既製服を扱っている訳ではないのと、マメにディスプレイを替える習慣もなく、
いっそ、インパクトのあるシノワズリ(仏語で中国趣味)な壁紙を張ろうと思いつきました(笑。

イメージを掴むために取り敢えず、、
ハービスのサービスオフィスからオッケーを頂ければ、
ゴールドに、アイボリー1色で描かれたものを張りたいなと考えています。
CHANELのフレグランス『Coco Mademoiselle』のイメージ映像の中に出てくる配色です。
Mさん、もし決まったらお願いしますね!



先日のミラノ仕立てのオーダー会で、
初めてフルオーダーをオーダー頂いたNさんと、、

今回のジャケットは、手間をかけるミラノの手縫いですので、
その仕立と生地の相性を考え、これまでのNさんとの付き合いも踏まえて、
Nさんにとって、『手縫する価値のある』生地を、何点かピックアップさせて頂きました。

生地は大別して、イタリア系と英国系(日本製はこちらに属す)があります。
前者は柔らかくて身にまとわりつくような生地という印象で、
後者はシッカリした張りのある生地が多いです。

生地と同じく、仕立も、
イタリアと英国では全く違っていて、
前者は柔らかく軽やかな仕立て上がりとなり、
後者はドッシリと、重厚な仕立て上がりになります。
これは、着用感だけではなく、見た目の印象もそうなります。
国民性からしても、イタリア人と英国人とでは、全く印象が違いますもんね!


イタリア生地をイタリア仕立てした、
とても柔らかい洋服を好む方もいらっしゃいますし、
英国生地を英国仕立てした、貫禄ある洋服を好む方もいらっしゃいます。

僕の個人的な好みは、このどちらでもなく、
英国のシッカリした生地を、柔らかなイタリア仕立てしたものが好きです。

世界を飛び回る「体育会系FP」のNさんへのお勧めも、
ハードな使い方をされる事が多いですから、僕の好みを押し付けました(笑。

英国の生地はシッカリ織られているので丈夫だし、
皺も入り難く、入っても回復しやすいですから、Nさんにピッタリです。
しっかりした生地を手縫で柔らかく仕立てますので、着用感が硬過ぎる事もありません。

手縫だからとか、フルオーダーだからといって、
大切に大切に、あまり着ずにクローゼットに仕舞いこまれる方がいらっしゃいますが、
洋服は『着て頂いて何ぼ!』の世界で、着込まないと良さも分かりません。

イタリアのサルト(仕立職人)の腕の見せドコロは、
こんな硬い生地を、いかに柔らかく縫い上げるか!にあると僕は思っていますし、
スーツがたまのお洒落着!ではなく、普段の仕事着がスーツ!という方に、この組み合わせが多いのは
丈夫で長持ち、でも肩の凝らない着心地を求めて、ここに『行き着く』のではないでしょうか。


また経年変化を楽しめる生地も、このタイプです。
柔らかい生地は、着た瞬間に馴染みますが、その後の劣化は早いです。
しっかりした生地は、着た瞬間は硬くて着用感に劣るものの、
手縫だと、その後どんどん馴染んで愛着が増します。

経年劣化か、経年変化か。

どちらも一長一短ありますが、今回は
せっかく手をかけて、アイロンワーク(体に沿わせるようアイロンで生地を曲げる)
を駆使して縫い上げる洋服ですから、経年劣化する柔な生地を選ぶより、
長く愛着が湧く洋服であって欲しいと願っての選択です。

次回は、『瞬間最大風速』的な組み合わせ!
を基準にした、仕立てと生地と相性について話します。



ロシアに行ってこられたOさんから、お土産を戴きました。
いつも色んな国のお話を聞かせてもらえ、お土産まで戴き、、Oさんありがとうございます!
そういえば昨日から、冬季オリンピックが始まりましたね。頑張れニッポン!




マイスターファクトリーの1年目のカリキュラムも終え、
今は、各テーラーに、インターンシップに出ている生徒たちですが、
週に1度全員で、関西一理論派のテーラー(縫製者)S先生の授業を受けています。
業界に向けた講師役ばかりか、労働大臣賞各賞の受賞経験、技能グランプリ優勝経験もある方です。

そのS先生の授業が終わってから、全員が揃った機会に、
生徒達の就職活動の一環として順次、老舗テーラーや企業の皆さんにご来校頂いております。

今回ご来校頂いた企業の皆さんは、
ベトナム・タイ・ミャンマーに工場を持つ企業の皆さんでした。

トップバッターとして、取締役工場長の I 氏から
業界の現状や現場の仕事内容について、興味深い話を聞かせて頂きました。
続いて、責任者や商社の方から、今後の展開など将来を見据えたお話をして頂きました。
最後に、技術指導者として月の半分をベトナムなど現地の指導者として過ごされているY氏のお話です。

今回のご来校は、このY氏から連絡を頂き、
自分たちの考えと、マイスターファクトリーの考え方が似ていると云う事で実現しました。

後継者は、育つと出てくという前提で考えています。
出て行こうとするくらい勢いのある人材でなければ育ちもしません。
出て行かれることを恐れて、業界が何もしなければ、結局は何も前には進まないでしょう。

マイスターファクトリーに集まる講師陣も、
みんな「自分たちの為」に内弟子を育ててきた経験があります。
でも皆んな技術を習得した頃には独立して出てゆく、これだと育てた側としては辛い。
なぜ辛いか、、それは「期待」していたからです。それじゃ期待せず、最初から出てゆく前提で育てようよ!
でなかったら何も前には進まない! これがマイスターファクトリーです。
始めた頃、参加メンバー以外から否定的なことを言われました。
でもそんなこと、全て考えた上で始めた事でしたから、、

Y氏はここに共感され、
自分が技術指導に入っている工場も同じ考えだと話してくれました。
Y氏は、マッセアトゥーラの提携先縫製工場に技術者として勤務されていた時代があります。
そんな経緯でマイスターファクトリーやボイツクラシックアカデミーのホームページを見て連絡を下さったようです。
ベトナムなどアジアで、大量生産型工場の技術指導者として過ごされる以外の
残りの半分は、また別の日本の工場(こちらは日本ではトップクラスの品質を誇る工場)に入り、
日本滞在中の休みを使って、10年以上もの間、
ある有名な先生のもとでフルオーダーの裁断・縫製技術を学んでおられます。

話を、講習当日のことに戻す前に
皆さんにとって、スーツはスーツですよね。何が言いたいか、、
実は、テーラー業界とプレタ(既製服)業界は昔から仲が良くないんです(汗。
テーラー業界は技術を謳うがデザインに疎く、プレタ業界はデザイン優先主義で縫製は簡素です。
見えないトコロに手をかけるのが、テーラーが縫い上げる洋服だとすれば、
既製服のスーツは、目に見えるデザインにお金をかけても、
目に見えないもの(着用感や耐久性)を左右する部分を簡素化するのが一般的な傾向です。
これは何を目指しているかの違いで、善悪を決定付ける事ではありません。
それにしても、まるで水と油なくらい、仲が良くありません。
そんな光景を何度も目にしてきて思うんですけど、
両方を満たせば最高じゃん!と(笑。
何で急にハマっ子!?(爆

講習日当日の出来事ですが、
Y氏とS先生のやりとりをご紹介させて頂きます。
とても有意義な時間を過ごさせて頂き、講師陣も勉強になりました。

S先生:私は100%手縫いでジャケットを作り上げた事があります。
    芯のダーツもポケットも、全て手縫いで作りました。
    講習会で、そのジャケットに値段を付けていただきました。
    7万円~35万円の値段を付けていただきました。
    そこで言われた事が、手縫と言われなければ見ても分からない、でした。
    分からない物には商品価値を付けられないとさえ言われました。
    既製服に携わる皆さんも同じ見方をされると思います。
    見える所に価値がある。お台場・本開き・飾り星・裏地・釦など、
    見せる手段は、もう出尽くしたでしょう。これから何を目指されますか?
Y氏 :着やすくて、かっこいい服ではないですか?
S先生:それは立体的な服という事ですが、流れ作業で作れますか?
Y氏 :作れます
S先生:それはパターンですか?縫製ですか?
Y氏 :パターンは当然ですが、縫製も関わってきます。
S先生:流れ作業の縫製は、作業員に考えさせないのがスムースに流れる仕組みだと思います。
    縫製も関わるとなれば、ロスタイムが発生して生産効率が落ちます。それでも出来ますか?
Y氏 :出来ます
S先生:工場縫製に携わる皆さんはリスクをもって頑張っています。
    私も25万円のジャケットを縫いますので、お互いリスクを持って競争しましょう!

ヤナセ:競争ではなく、協力できませんかね?
S先生:協力出来たら良いですね。
    良い服とは?の答えは、幾つもあると思います。
    日本の「ものづくり」を、考えながらこれからも試行錯誤したいと思います。

最後に、マッセアトゥーラの洋服は、
完成品で50,000円(休止中)~325,000円まであります。
同じ生地を使ってこれだけの差があります。
価格が上がれば上がるほど、着用感が良くなり、長く着ることの出来る洋服になります。
型崩れではない、着てゆくにつれ馴染んでゆく洋服が出来上がります。
手入れ次第で、持ちも随分と変わるので、それなりの
付き合い方(お手入れ方法など)をシッカリお伝えさせて頂きます。
お客様の中には、
仕事用では自分の着たいは洋服は着る事ができないので、工場縫製で出来るだけ費用を抑え、
休日に着る、自分の着たい洋服には、お金をいとわず、仕立てグレードをあげる。
そんな風に使い分けをされる方もいらっしゃるくらいです。
ちなみに、
全縫製グレード(型紙の違い、附属の違い、要するに手の掛け方の違い)において、
20,000円追加で、抜群のコストパフォーマンスを誇るイタリアのキャノニコの生地をお選び頂けます。



1周年記念
結構、盛り上がりました!
パーティーが終わってからも、メンズフロアばかりか、
1階の方たちと、マッセアトゥーラで2次会開催!!店内のボトルはなくなりました(笑。


















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以前、自分の洋服を縫ったマイスターファクトリーの口野君
今回は工場に縫製を依頼し、他にも違う工場にオーダーして検証しています。
手縫いの服がお客様全員にとって良い訳ではなく、見た目やフィット感、それに何よりも
お客様にとっての関心事項は価格ですから、それらのバランスを、自分の洋服を作って着てみて、そして
見た目の雰囲気など全てを理解しておく事が望ましいのではないでしょうか。

これはマッセアトゥーラのやり方で、賛否両論あると思いますが、
彼もその事を納得して、この方法を選びました。

あれこれ知らなくても販売は出来るよ、と言われるのですが、
あれこれ知った上でお客様にお伝えする方が、お客様にとっては良いかなと思うんです。
既製服はお客様が目で見て着てみて、ご判断して頂く事ができますが、
オーダーの場合は出来上がってくるまで解りませんから、
作り手側としては莫大な知識が必要です。
前提は、、信頼作りですけど。

ごちゃごちゃ言っても、結局のところは、
僕自身もそれを望んでいて、自分もそうして欲しいから、
きっとお客様にも同じようにしてしまう、、結局は自分の好みって事ですね(笑。

プレタ(既製服)っぽい、スッキリした雰囲気が好きであれば、前回よりこちらですね。
手縫でも、手の雰囲気を消してスッキリさせる事は可能ですが、
手で縫うのであれば手の匂いは残したいです。
これも結局のところお好みです。
だからこそ、あれこれ着てみて、見て感じて
自ら経験してみたことを、お客さまに伝えてゆきたいです。