ウールコットンのパンツに合わせられる
カシミアコットンのシャツは、どちらも起毛素材です。
パンツはゆとりのある2タックで、シャツも優雅なシルエットです。

画像で見ると若干ですが色の濃淡があり、
グラデーションに見えますが、実物はほぼワントーンです。
パンツは低速織機で織られ、シャツと共にしなやかなでドレープ豊かな生地です。
Jさんは、この上下にライトグレースエードの外羽根プレントゥを合わせられ、コートは多分、、
グレイのムートンコートだと思います。多分(笑。

ご自身のワードローブを入れ替え組み換えフル活用される為に必要なアイテムをオーダーする。
今まで、ありとあらゆる洋服を着倒してこられた方に多いパターンです。
だからこそシンプルですが、個性となって個人を現す。

Jさんのワードローブには、
10年以上前に購入された洋服と、今の洋服が混在しています。
どれも、時代を超えて輝き続けるアイテムばかり。
それらを、時代に応じた色の組み替えや
素材の組み替えがなされる。
それも無意識に。

素材感、シルエット感、色調、そしてご本人の個性、
すべてが絶妙に融合した、真似をしようとしてもできない空気感。
普遍性に時代性が注ぎ込まれ、さらに個性が加わって完成されるコーディネートです。

ここまで行き着くには、時間もお金も必要ですが、
それより何より、普段から何を見ているか、
洋服以外、総てにおいて感性を研ぎ澄まさないと、この域には達せないと思います。
イタリア人がファッションに強いのと同じ理屈だと思います。
イタリア人が普段から何を見て生活しているか。
ルネサンスの国、『Vivaイタリア!』