英国スタイルをイタリア風に変更!?

ハービスに移転して以来、お付き合い頂くようになったTさんが、
ご結婚式に着られたという英国仕立のオーダー服を、
優しい感じの雰囲気に変更したいと、
お持ちになられました。

型紙を作り直してから縫い直すので、
取り敢えず、ほぼ全てバラバラに解きます(笑。
着丈を4センチほど短くして、
低いゴージ位置も高く設定し直す事になりました。


着丈を「肩から詰める」事で、腰のポケット位置も変わらず(低くならず)、
少し深めだったカマ底(脇下の位置)も、その分だけ上に移動されますので良い事尽くめ(笑。


肩の傾斜をTさんに合わせます。
この調整を基本として、ここからの調整が腕の見せ所!?


これ、日本でオーダーされた洋服は受け付けません。
故人の場合は別ですが、それは仕立てた技術者に対して失礼ですから。
これは、今までずっと守ってきました。


Tさん、このタキシードで、
N君の結婚式!ではなく、2次会!に出て下さい。
結婚式はモーニングです!是非マッセアトゥーラでお願いします!(笑

さぁ仮縫、着せ付けへのお付き合い、
宜しくお願いします!!