今日のKさんの仮縫い風景。
最近の「軽く!柔らかく!!」の傾向に
真っ向から勝負?を挑む『480g』のフランネルです!
とってもモッサリしています(笑。その素朴でモッサリした雰囲気が最高!
英国ハダスフィールドのマーティンソン社(Martin sons & Co,Ltd.)のイングリッシュフランネル。


フランネルにはウーステッドフランネル(梳毛)とウールンフランネル(紡毛)がありますが、
今は、270g程度の薄手のウーステッドフランネルが時代性を独り占め!

ですがKさんが選ばれたのは、
ボリューム感たっぷりの味わい深い紡毛フラノ
昔ながらのイメージは、時代性の高い梳毛フラノ(ウーステッド)じゃなく、こっちです!

「出来上がり、いつでも良いですよ。」
「来年でも構わないですよ。」
いつもKさんは、そんな風に言って下さいます。
でもKさん、そこまでかかりませんよ。
イメージ忘れてしまいます(汗。

Martin Sons&Co,Ltd. (英国|ヨークシャー州八ダスフィールド>
左から営業企画デザイナーのハンナさん、マネージングディレクターのゴードン氏、
そして、セールスディレクターのジェーンさん


下の画像は、本社にある
3プライFRESCOの技術特許の証です。
2008年2月マーティンソン社訪問Martin Sons&Co,Ltd.(マーティンソン)



写真で巧く撮れなくて悔しいです!
本当に素敵な色です。一見派手に見える色ですが、
出来てくるとすんなり落ち着いていて、予想を裏切る素敵さです!
BUNCH(生地の見本帳)で見るより、実に上品で大人っぽい雰囲気に仕上がりました。

皆さんに生地を見て頂く時は、
少しでも出来上がりをイメージして頂けるよう心掛けています。
なので全くイメージと違うという事にはなりませんが、
それでも、イメージのブレは起こります。
今回のブレは、良い方向でした。

次のスーツ、寸法に関して、ご相談の上で、
良い意味で、Oさんの期待を裏切れるよう微調整しました!
楽しみにしていて下さいね!!