店頭のマネキンに着せていたジャケットに一目惚れして、即決オーダー下さいました!
柄の出方を細かく指定したいとの事で、通常のラインでは受けられず、
全てを工房内で仕立てるハウスクチュールでの受注
となり、
とても贅沢なジャケットになってしまいました。


Cさんは華奢で、ご希望の馬を入れるのも、
最大幅の位置でも、生地の地の目を通すと入りきらず、
結局5ミリほど広げたことで馬の足を切らずに、縫代から1mm開きで
なんとか納まりました。これは、この右肩だけでなく、右袖の馬や、前裾も同じです。


前裾の馬は、バストダーツの部分に入れると柄がおかしくなるので、
裾の部分に入れると、下の赤い狐が切れるので、苦肉の策が、フラップの柄あわせ!
フラップをめくっても、また同じ柄があるんですよ!
お馬さん3匹は、大変な宿題でした(汗。
でも完成したジャケットを見て大喜びして頂けて、作り手としても最高に嬉しいです!
Cさん、ありがとうございました!