午前中は、Tさんの着せ付けをさせて頂きました。
手作り感を表現するか、英国っぽいシッカリ感を表現してゆくのか、
まだ、どちらとも決まっていないので、カッティングは、Tさんのご要望にどちらにでも
添えるように、特に肩線に縫い代をタップリ取らせて頂いて、仮縫いを仕上げさせて頂きました!!
芯は、今からでも、チューニングは幾らでもできます!(笑


この生地は、サヴィルローヤーンカウントと呼ばれるくらい、英国人紳士が好んで選ぶ生地です。
実際、ミルばかりか、各国の名門マーチャントのコレクションの中でも、
最も英国人に選ばれるクオリティだと聞きます。

僕個人的には、こんな打ち込みのしっかりした目付けのある生地を使って
イタリアっぽく柔らかく仕立てられた洋服が好きですが、
Tさんが、英国調をご希望されようと、イタリア調をご希望されようと、
どちらになっても、生地の持つバネを最大限に生かしたチューニングをさせて頂きます!


Tさん、美味しいコーヒー、ご馳走様でした!!
奥様にも、宜しくお伝え願います!