今日も、先日に引き続いて
マイスターファクトリーのネタです。

ミラノから一時帰国された洋服職人の河合さんに、
どうやって今があるのか、どんなふう洋服作りに向き合っているのか、
ミラノでの日々の経験を交えつつ、詳しくお話し頂きました。

河合さんと僕は、2004年来の付き合いになります。
今では僕の洋服だけではなく、お客様の洋服も縫ってもらうようになりました。
僕の洋服は、以前このダイアリーでも紹介させて頂きましたが、
全てを店内で縫ってもらった事もあります。

僕は彼の物作りを通じて、沢山色んな事を学ばせてもらいました。
目の前で縫っている河合さんを見ているので、
出来上がった洋服に対する思いも
特別な感覚があります。

物と言うのは、それを作った人、そのものです。
言わば分身のようなものでしょうか。
物は人から買う、、僕にとって、とても大切な事です。

生徒さんたちには、河合さんの体験談から、
多くの事を感じ取ってもらえることを願っています。
マイスターでの2年間を、意識を高く持って過ごしてもらいたいです。


今日は
マイスターファクトリーねたです。
ローマにお住まいの靴職人の吉本晴一さんに、
現在のローマでの状況と、修行時代のご自身の経験を、
マイスターファクトリーの生徒たちに、詳しくお話し頂きました。

大学卒業後、
勤務先の商社を退職され、
その商社時代に貯められたお金を握り締め
8年前にイタリアに渡られ、今はローマで活躍されています。

物作りは、それを作る人間の性格や気構えが出ます。
ただ、物を作るだけなら、学びさえすればアマチュアでも作れます。
プロとアマチュアの違いを理解して、物作りに取り組まなければ一流にはなれません。

生徒さんたちには、吉本さんの体験談から、
このような事を感じ取ってもらえればなと思っています。
これからのマイスターでの2年間を、意識高く過ごしてもらえることを願います。
お話のあと、
僕の靴を作って貰うため、
採寸も見学してもらう事ができました。
吉本さん、一時帰国の貴重なお時間をありがとうございます。

奥さまがFさんのためにお選びになられた
綺麗なブルーの、ウールリネンのジャケットです。
そんな経緯もあってか、何だかほのぼのした気持ちになります。


昨年の秋に作っていた僕のペイズリー柄のシャツですが、
このスーツ地を見た瞬間、スイッチが入りました!
柄同士の組み合わせですが、絶妙な色合わせ。

タイを締める時は、
グレージュのソリッドタイ。
…10年近く前に買ったマリネッラ。
久々にウキウキするコーディネート(笑。
ヒゲに白髪が増えてきて、、色あわせバッチリ(爆。
最近、諸事情で放置していたのですが、
撮り貯めた画像の日付順に、アップしていきます。
申し訳ありませんでした。


一澤信三郎帆布の生地で作ったSさんオーダーの「シャツジャケット」です。
先にSさんに生地を渡して10回ほど洗って頂いてから縫製に!
ある程度縮みも止まって、安心して着てもらえます。
かなり改良して、いい感じに仕上がりました。

このジャケット、どんなふうにエイジングされるのか、、
以前、ご紹介させて頂いておりますので、こちらをご覧下さい




Nさん、ひと目惚れでした!
この生地、かなりサラサラで着用感ゼロ。
見た目も着用感も、きっとファンになってもらえるハズです。




洗ってないので妙にパリッとしていますが、いい感じで出来上がりました。
これ着て悪いこと、絶対に出来ませんからねっ!
真夏はビーチで素肌にどーぞ!