スーツを水洗いした後の、生地の
ハリやコシ、光沢の出し方を確かめたくって、
東京展示会のあと、ナチュラルクリーンさんに伺いました。
生地の表情は、最後の整理(フィニッシング)で決まるとも言われているほど。
水洗い後の仕上がりも、この工程がとっても大切なんですよねぇ~。

水洗いすると、生地は
フィニッシング前の状態に戻ります。
それを整理(フィニッシング)後の状態に戻すのが、
今回ナチュラルクリーンさんに伺った理由である、加工剤なのです。

摩周湖に霧が立ち込めるように、
この洋服には、三種類の加工剤を全体に噴霧していきます。
この加工剤の噴霧は中田代表曰く、名づけて「霧の摩周湖」だそうです。(笑)
ボディープレス中も摩周湖状態です。(笑)
ボディープレスの温風で、しっかり加工剤を定着させます。
加工剤のブレンドは、素材に合わせて変えて下さっています。
マッセアトゥーラから出す場合は、仕上げの風合いまで指示(お願い)しています。
その加工剤は、専門業者さんとの共同開発で、
必要なものがあれば、独自に開発してもらったりする事もあるそうです。
今回もありがとうございました。
いつ伺っても、本当に気持ちの良い会社です。
『心まで』洗われたような、清清しい気持ちにさせて下さいます。