いつも個性的過ぎるほどのスーツやジャケットばかりご注文下さる東京のTさん。

(僕がお勧めしてきたのですが、、笑)

今回は礼服のご注文だったのですが、ブラックボディーに

1cmピッチのラメのピンストライプ入りも最初ご検討されていました。



が、出来上がったのがこのスーツ。

拝絹を使わない、タキシードStyleにしてみました。

生地もマットなヘリンボーンにして、少しだけ個性的にしました。

この程度なら、奥さまからの〝熱い非難〟も、サラリとかわせると思います。(笑)








まだまだ先の話ですが、横浜のHey-Goさんに、

中学受験を絡めた、僕たちの親子関係を占ってもらいました。

その結果は、Hey-Goさんが管理・運営される『凛風』に書かれているので、

是非、皆さま見て下さい!受験云々より、僕の隠された性格!?が垣間見れるかも!!(笑)

他の日付で僕たち夫婦間の事も登場し、怖ろしく当たってます!(爆)

他にも、こんなサイトを最近アップされたんです!

上下関係ドットコム(どっと混む!)



画像は、そのHey-Goさんのジャケットなのですが、

今回も、Hey-Goさんお気に入りの生地がよく見付かるロロ・ピアーナの生地。

2年ほど前のコレクションで、僕が気に入って数着分だけコレクションしていた最後の1着です。





無地でも、ジャケットらしい表情が生まれているのは、この理由です。

ヘリンボーン柄なので、遠目に見ると、優しい表情ですね。

Oさんの優しい雰囲気を一層引き立ててくれそう。





プライベートですが、

長男の太郎(5歳)に続いて、

今日の14時37分、次郎が生まれました!

Hey-Goさん、いつか次郎の分もお願いしますね!(笑)






超極細の糸を使った、シルキーなコットンサテンのコートです。

ビッカビカに光沢があるので、黒ですが、この通り光を反射して明るく見えます。





おまけに、ダブルハンドステッチ仕様で、特異な存在感をアピールしています。(笑)





デザインは普通のセミチェスタースタイルですが、

ウエストは、型紙をギュッと絞って、飾りでバックベルトを付けました。

一方、先日ご紹介させて頂きましたコートは、型紙では絞らずに、ベルトで絞ってあります。





袖は過去最強レベル!のフレア袖。

それに、ボタンもイタリア製のビッカビカ練りボタンで、

全体イメージを、メタリッキーでマトリックスなイメージを強調しました。

こんな個性的なコート、Oさんだからこそ、大人の色気で着こなせるスタイル、、ですね!






Tさんのチェスターフィールドコートをお渡し前に撮影させて頂きました。

フロントの打ち合いを、フライフロント(比翼)ではなく、

打ち抜きのボタン留めにしてありますから、

セミチェスターでしょうか。

生地も普通のカシミア素材ではなく、

スコフィールド&スミス社のヴィンテージ生地で、

ミッドナイトブルーをベースに、極太の黒いストライプが織り込まれ、

パッと見は黒ですが、光が当たると、例えようのない不思議な表情に変わります。





上襟は正式にブラックベルベットを使っていながら、

その他を、オリジナリティー溢れる仕様にアレンジしてあるので、

全体のイメージとしては、伝統とモダンデザインの融合といったところでしょうか。





ベルベットを使ったバックベルトが、

ドレープの効いた印象的なバックスタイルを作っています。





ベルトはアジャストできませんが、その分スッキリした印象になったと思います。

この画像だけ、お渡し時に実際にTさんにご着用頂きました。

Tさん、素敵なコートをありがとうございました!