和凧から学ぶ

懐かしく思われる方も多いと思います、奴凧です。

子供の頃は物足りなさを感じて、ゲイラカイトばかりでしたが、

今になって揚げてみると、趣きがあって面白いのは、こちらの和凧です。

料理で云うと、ゲイラカイトは大味で、奴凧は繊細な日本料理のような感じがします。





風の力に任せてグイグイ揚げるゲイラカイトに対して、

こちらは、風と対話をしながらでないと、巧く揚がってくれません。

強い風が吹いてクルクル落下した時に、焦って凧糸を引っ張ってしまうと、

凧は余計にクルクル回って、あっという間に地面に落下、ゴッツンコしてしまいます。



逆に、力を抜いて凧を泳がせるというか、自由にさせてやると、

グルグルと回っていた姿勢は立ち直るので、そこから軽めに蛸糸を杓ってやると、

凧は再び、少しづつ上昇を再開します。



ですから常に凧を自由にさせてやるだけの糸のゆとりを考えておかないと、

クルクルと、見る見る内に、、凧は落下してしまうのです。

まるで僕たち夫婦の関係のようです。(笑)

どっちが凧かは微妙です。(爆)



今日はサビキ釣りもしたのですが、鯵もよく回って来たので、

久々に、サビキらしいサビキ?も楽しめました。

いつ見ても、ここの夕陽は綺麗です。

そして秋の雲、綺麗です。