良い生地と皺の関係

画像は、今日届いた僕のパンツです。

ハンガー便で、お客様の同じパンツがもう1本届きました。

どちらもハンガーから落ちて皺くちゃだったので、お客様の分だけプレスしました。

その後急にバタバタして、僕の分だけそのまま放っておいたんです。

それがなんと、8時間ちょっと経った今、

すっかり皺は消えたのです。







良い生地は、皺が入りにくいって思っておられる方も多いのですが、

実際には、それとは反対で、一部の特殊な生地を除いて、

繊細で高価な生地ほど皺が入るケースが多いです。

その代わり、皺も取れ易いんですよね。



今回の画像のパンツに使った生地は、強撚糸(ハイツイスト)で織られているので、

シャリ感があって夏場は涼しく、

皺が入っても戻ろうとする力が強くて扱い易い生地です。



生地をお選び頂く際、

皆様にはその辺りの事を含めた生地の長所短所をお伝えし、

着る方のTPOに相応しい生地の中から、お好みの色柄をお勧めしております。