ひと言で言うと、
イタリアはローマ発信のブリティッシュコレクションです。


1864年にローマのボジーニ家より創業され、
創業当時は羅紗屋(生地屋)ではなく、小さな附属屋(裏地や釦など)でした。
やがて服地が、裏地と同程度の取り扱い量となり、
イタリア全土に販売網が出来たそうです。と、こんな話よりも、、


ユーロテックスは、イタリアのマーチャントでありながら、
85%以上の在庫が英国製となっています。
どんな雰囲気の生地が多いのか、それを一言でで言うと、
イタリアの華やかなテイスト(デザイン)と、英国の伝統的なニュアンスの融合と、
これぞまさに〝イタリアの陽光とイギリスの陰影〟です。(笑)


部分的なコレクションだそうですが、ロンドンのオフィスに原毛を在庫し、
幾つかのミル(機屋)に織ってもらってるそうです。
ユーロテックスのコレクションは、現代的なプライス重視のセレクションではなく、
原毛から生地の織り方まで徹底的に拘った、
クオリティー重視のセレクションとなっています。






夏素材だと、
ウール&リネン&マイクロファイバー(ポリエステル)の三者混の素材。
また、冬素材で目を引くのが、
スーパー160’Sの糸を使った拘りの4プライ素材。


これ以外にも通年のコレクションとしては36冊ものバンチサンプルがあり、
そのどれもが、1年を通じて在庫切れの起きないように徹底管理されています。


また、この36冊に加えて、
シーズン毎に2~3冊程度のバンチサンプルが登場します。