今日は、ある勉強会に参加してきました。

その後の2次会会場の中華料理店で目にしたこの看板の正体は、、







海鮮中華を売りにしたこのお店には大きな水槽で魚が泳ぎまわっているのですが、

その水槽の中に、何と!

ドチザメが泳いでいるんですよ!!



僕のダイビングのホームグラウンドの串本では、サメを味噌仕立てで食べますが、

流石にドチザメを食べると云う話は聞いた事がありません。

でも、もしかして食べるのかも!?



聞くと、このお店では見世物だそうです。

海での姿を見ているだけに、少し可愛そうになりました。

今日は雨足が強く、電車のダイアも乱れていたようなので、

嫁さんに迎えに来てもらったんです。

そしたら店の直ぐ前でタクシーに追突されてしまい、警察のお世話になる事に、、

嫁さんと子供の体に別状はなくて良かったのですが、

それでも事故って、気分悪いもんですよね。



マッセアトゥーラの目の前は、一方通行の4車線道路です。

国道1号線に出るまで数十mの所なので、その信号待ちで昼間は混み合います。



混み合うだけに、大きな事故にはならないのですが、

しょっちゅう追突事故が起きてますので、平日の昼間にお車でお越しの方は、

くれぐれも気をつけて下さいね。

平日の20時以降や、土日はガラガラなのに、、

今日ジャケットのお渡しの際、シャツの2着目をオーダーを下さいました。

画像は、1着目のお仕立てシャツを着て頂いたところです。







この1着目をお渡した時に、「2着目も頼みます」との事でしたが、

特に急いでおられなかったので、

「一度着て頂いてから2着目にかかりませんか?」と提案させて頂きました。



実際に1日でも着て頂くと、気に入らないところが見えたりする事があるからです。

今回のケースでは、特にKさんからのご要望はありませんでしたが、

アーム付け根に少し皺が出てる事と、右肩下がりのせいで右脇腹に皺が出ている程度で、

肩周りから胸にかけての納まりは、かなり綺麗です。



1着目のオーダーの時に、「2着作って」と仰ったSさんですが、

一見無駄な事のようですが、こういう〝スロースタイル〟があってもいいかなって思います。



「俺は忙しいから早くしてくれ!」と云う方も結構いらっしゃいますから、

それはそれで、言って下さいね。(笑)

時間の流れまで、創り手の希望を叶えるのもビスポークですから。




今日Nさんが彼の為にとシャツをオーダーしに来て下さいました。

ビジネスの場を想定したものを、との事です。

僕はお2人とも知っていて、Nさんと彼(以後Kさん)のお好みが少し違う事も知っています。

今日のやり取りを、ブログネタとして暴露!させて頂くことをご快諾頂きました♪



(画像をランダムに差し込みますが、

    どれもホワイトonホワイトのドビー柄の中ではコッテリなものばかりです。)





Kさんは結構コッテリ系を好まれますが、Nさんはその逆です。

僕も結構コッテリ系ですが(笑)、今回のKさんにはアッサリ系をお勧めしたいんです。







何故か、、今回のようなビジネスの場では

身に付ける物を抑えた方が、Kさんご自身が引き立つから。

それだけ人間として存在感のあるKさんだからこそ、服で目立つのではなく、

逆に目立たないようにした方が、Kさんにとっては本当の意味でのお洒落だと思うから。

ディーテール(今回の場合はシャツの色柄)で目立つより、

さり気なく仕立ての良さ(=フィッティングの良さ)や、生地の良さを求めた方が、

ビジネスの場では、Kさんらしさを引き出せると思うからなんです。







本当に魅力的な人や真のビジネスマンは服装で主張せず、

一見普通に見えるけれど、自分に合ったスーツを綺麗に清潔に着こなしていると思います。

スーツで目立たなくても、きっちり着ているだけで充分に存在感があるハズです。

見る側の気持ちからすると、その人自身に魅力を感じれば、

その人が着ているスーツの仕立ても見るでしょうし、

その人の持ち物全てを気にかけると思います。







ただNさん曰く、

Kさんはまだまだガンガンお洒落を楽しみたい時期なので、

それはそれでKさんが自らそういう気持ちになるまでは押し付けはしたくないとの事。

この素晴らしい思いやり、僕も見習わなければ。(苦笑)







最後に僕の話で締めくくらせて頂きますが、

僕がアッサリ系な格好をすると、地味で野暮ったいオッサンになってしまいます。

そんな見た目を克服するくらい、人としての修行もしなくては。(苦笑)







人にはその人らしさがあり、その人がその洋服を着る場面を思い浮かべ、

どうすれば魅力的に見せる(魅せる)事ができるのか、、

今日も長くて、ごめんなさい。

ついつい熱くなってしまいました。(苦笑)




(2006年1月12日)

久々のイタリアレポートです♪でも、保存していたハズの画像が、、

朝ピッティー会場に入場してから、夕方退場少し前までの辺りがなくなっています。

ということは!お洒落な来場者の画像がほぼ全滅状態!



ということで画像はほとんどありませんが、

会場内を1日見て回って感じた事を簡単にお伝え致します。



まず、今年の色に関してですが、

どのブースも昨年に引き続き、昨年の注目色、グリーンやパープルが目立ちましたが、

全体的に昨年より落ち着いた色調に変化していました。

オレンジやピンクも、スモーキーな色調です。

柄で言うと、僕の知る限り3年連続で英国調のグレンチェックが目立ち、

既に定番化しているような印象です。



来場者の靴もそれと同じような傾向なのか、昨年は明る目の茶系が多かったのに、

今年はダークブラウンが目立ちました。

あっ!イタリア人が余り履かないと思っていた黒い靴を履いた人もチラホラ、、

もしかして、黒靴好きのフランス人バイヤーだったり、、(笑)



そして、クラシコイタリアのブースに関してですが、、

昨年にもまして、これでもかというほど超高級素材が使われ、

ラグジュアリー感がエスカレートしていました。

数年後はどんな風になっているのか、逆に楽しみになりました。(笑)

ただ〝クラシコ〟とは〝最高の〟を意味するイタリア語ですから、何年後でも

同じなのかもしれませんが、、



あと、僕の目に印象的に映ったのはルイジボレッリでした。

ナポリの本店が既にそうなっていますが、

今回の出展で総合アパレルメーカーかと思うほどアイテム数が増えていて、

ジーンズを見た時には、さすがに驚きましたよ!





それでは、データが残っていた貴重な?画像をご紹介致します。(笑)



◆甘い雰囲気の着こなしが印象的でした。

 全体に明る目グラデなのに、寒さを感じさせない素材感と知能犯的な色使いで、(笑)

 スッキリまとめ上げられており、かなり僕の好きな色使いです。

 デザインもシングルピークドラペルと、トレンドもしっかり意識されてました。





◆出口に向かう途中で寄った建物で〝オニツカタイガー〟のブースを見付けました。

 そう、、イタリアでは2年位前から、かなりブームみたいです。





◆出口に着く直前での1ショット。

 こんな大きな建物全体が、1社のブースでまとめられている事もあります。

 これは余談、クラシコブースで見る顔ぶれはほとんどオヤジですが、

 プレタ関係だと男女のカップルが多いんですよね。(笑) 

 



◆会場を後にし、もう1度全景を1ショット!

 この方、特に目立った感じでもないのに、日本人が同じ格好をすると、

 恐らく周りはビビるでしょうね。(笑)





◆上の↑1ショットの後、前を向いて歩き出した直後に1ショット!

 目が覚めるようなイタリアンレッド、そして綺麗なペールブルーのコートを

 何の抵抗もなくサラリと着こなしておられたお2人でした。

 その後お2人の前に回ったのですが、お2人とも50~60歳くらいな感じでした。







次回はいよいよナポリ編です!


今日はTさんと、アイビーの話題で盛り上がりました。

日本では1960年代、

アメリカ東海岸の名門私立大学8校で構成される

アイビーリーグの学生たちのキャンパスファッションが、故・石津謙介氏により紹介され、

お洒落な若者の間で瞬く間に広まり、空前のアイビーブームを迎えます。

そのバイブル的存在だった雑誌

◆僕が11歳の時のメンズクラブなので、カビ臭いです。(笑)



そんな時代背景があるのですが、

その頃のTさんは小学生ながら、Tさんのお兄さんたちの影響を受けてこられた世代です。

僕も幼稚園の頃に、親父の影響で?
VANの子供服『miniVAN』を着せられ、

その洗礼を受けました。(笑)

そんな僕のファッションの基本はアイビーにあり、

僕のその延長線上にはプレッピーがあり、

話し出すと止まらなくなるので、今日この場で話題にするのは止めておきます。(笑)



「センターベントは絶対フックですよね~」とか、

「3つボタンは段返りですよね~」とか、

「パンツのラインはパイプドステム以外は認めませんよね~」とか、、

そんなTさんの出来上がってくるコットンスーツ、どんなIVYルックになるか楽しみです♪






バッグディバイダーと呼べばいいのでしょうか、

鞄の中身をスッキリ整理するのに、とても便利なものです。

昨日、採寸中にKさんから教えてもらい、早速今朝買いに行ってきました。







僕の鞄、デザインだけで買ったので、収納に関しては使い勝手が悪く、

いつも鞄の中から必要な物を取り出すのに一苦労していたので、

このアイテムは非常に便利で、見た目にもスッキリします。

今までの4年間は何だったの?って感じです。(笑)







今度こそ、使い勝手優先でと思って買い置いてある鞄があるのですが、

もっと早くこのアイテムに出会っていれば、デザイン優先で選べたのになぁ~(苦笑)



これは、

Boitsのみなさま、今夜もお疲れさまでした。

同業同士、それも個人商店、個性の強い集まりであるこの業界で、

本気で切磋琢磨し合える仲間って、僕はなかなかないんじゃないかと思います。

そんな素晴らしい環境に居させてもらえてる事に感謝し、

その中において僕が出来る事について、改めて見つめ直したいと考えました。



今日のこのブログネタ、

Boitsの面々以外は、1人の方を除いて!(笑)

意味不明な内容だと思いますが、今日のところはお許し下さいね。



それにしても2次会のドルフィンズ、皆で楽しく熱い!時間を過ごさせて頂きました。

N社長、いつも心地よい満足感をありがとうございます。








今日はご予約もなく、独りぼっちで寂しかったです。

なので、ネタはありません。(笑)



唯一のネタとして、先週〝最小の建築物〟の中で書いたオイル、

オセダーポリッシュについてのお問い合わせが3件も?あったことくらいでしょうか。(笑)







Kさん曰く、「柳瀬さん、珍しくリンク貼ってくれてないから調べたんだけど、

検索に引っかからなくって、、」、「どんなオイルなの?」

「どんなのか、画像送ってよ」って事ですので、ちょうど今日のネタができました。(笑)



箱のデザインや、裏書の文面も、かなり?アンティークなので、(失礼!)

ずっと売れ続けている、飾らないロングセラーなんだと思います。

詳しい情報があれば、情報お待ちしております♪

とりあえず、よく効く!メンテ剤ですよ。




今日スーツのお渡しをさせて頂いたKさんが、

僕が着ていたジャケットを見て、「それ、いいですね♪」と言って下さいました。

僕の年代や、それより上の方たちは、

自分もしくは親の年代でアイビーの洗礼を受けている世代ですから、

懐かしさを感じる素材なのかもしれません。(笑)







僕もこの素材は、シャツとして小学生の頃から馴染みがあるし、

中学生の時には、復活したVANで、青×白のジャケットを買いました。

どれもコットン100%で、かなり皺になった記憶があります。

でも、独特の凹凸感が生み出すサラッとした肌触りは、夏の超清涼素材で外せません!



で、昨年作ったこの赤×白はポリエステルが32%混紡されていて、

ほとんど皺にならないんです。







「いやぁ~、シアサッカーでポリなんて邪道邪道~、やっぱALLコットンじゃないと~」と、

多くの方は仰ると思いますが、

昨年は、赤×白がこのポリ混しか見付からずに仕方なしに作ったところ、

意外や意外、いい感じなんです、これが。

触りはコットンのバリッと感はなく、少しシナヤカですが、、



Kさん、「どちらにするか考えます、、」と言って帰られました。

確かに清涼感のある素材ですから、それにポリとなると違和感は感じるのですが、

実際、昨年1年間着てみて、全く違いを感じませんでした。

僕が鈍感なのでしょうか!?(笑)

皆さんなら、どちらの素材を選びますか?



ちなみにボタンは同じ繊維系という事で、ナットボタンにしています。