今日は閉店以降に、新聞社の取材がありました。

雑誌には何度か取材して頂いた事もあるのですが、新聞は初めてです。

お客さまに新聞社の方やテレビ局の方もいらっしゃるのですが、実際の取材となると、

ドキドキするもんですね。

そんな気持ちはどこへやら?気付けば取材はアッと言う間の3時間!

掲載内容は改めて、ホームページ内にある、『掲載メディア』でお伝えします。



取材にご協力頂いたOさん、そして記者のYさん、ありがとうございました!

ほんとアッと言う間でしたが、お疲れさまでした。

さぁ!撮影用に動かした店内のレイアウトを元に戻します(笑)。





※写真って不思議で、自然が不自然に、不自然が自然に写ったりするんですね。




ドラッパーズの春夏の生地サンプルを内見し、発注しました。

ここ最近、ますます個性的な生地に傾倒していってるように思います。

さすがKitonやブリオーニ、それにエルメスなんかが競って使う生地マーチャントです。

印象的には、最近の傾向である異素材(繊維系とタンパク質系)の組み合わせが、

今年は特に目立ちます。





カシミア50%&リネン50%





リネン50%&ラミー50%





ウール&カシミア1%(ふりかけです、笑)





シルク&ウール&リネン





サマーカシミア100%





カシミア&ウール&モヘア





3月10日までのご注文に限って割引特典があります。

詳しくはお問い合わせ下さい♪


「子供には出来るだけ本物を見せてやりたいんです」とおっしるSさん。

それで今日は、、記念日スーツの採寸に至った訳です。



生地を自分で選べるように、数冊のバンチ見本を渡しました。

M君が選んだのは、、偶然の符合?

お父さんが、以前にお仕立てされた生地と同じだったのです。



親子で同じ生地、同じデザイン、、そんなの見たことありますか?

オーダーならでは、という結果になりましたね。



そんな事よりも、お父さんと同じ生地を選んだ時点で、、

既に本物志向の要素は確定してますね(笑)。








(2006年1月7日)

ベネチアに着いて、直ぐに電車のチケットを手配しました。

フィレンツェへの移動、そしてフィレンツェからナポリまでの移動です。

画面操作だけで、イタリア国内の行き先や目的地を選べ、

シートも2人掛けにするか4人掛けにするかまで指定できるんですから、凄いです。

支払いは、機械にクレジットカードを差し込むだけで楽々決済♪

だから、僕たち短期滞在型の人にも便利です。

言葉もイタリア語を始め、最初の画面でフランス語やドイツ語も選べますから、ホント助かります。







そうそう、、

2人分買っても、切符は2枚出てこないですが、慌てない下さいね。

右上に〝2 ADULTI〟って小さく書かれてるだけです(笑)。



それと、

乗車前に必ず駅の構内にある機械に通して刻印を取っておきましょう。

刻印がなかったら、使い回してると思われ?罰金取られます。

僕も以前、エライ目に遭いました(苦笑)。

まぁ、指定席の場合は最初から日付が入ってるから問題ないと思いますけどね、、

下の画像の端っこに入ってる刻印です。








Tさんが「パンツを破ってしまった~」と持って来られました。

破けたり虫が喰ったり、穴が開いたら、『かけつぎ』でリカバリーできます。

ところが!ですね、

持ってきて下さった残布(共地)は、違うスーツの生地で、

これ以外、家には残ってないそうなんです。

切れた繊維を、まるで神経でもつなぐかのような繊細な職人技ですから、

全く同じ生地がなかったら、繊維はつながりません。

この生地、マッセアトゥーラにも羅紗屋にも在庫がなく、

次回の入荷は7月との事です。

皆さんも、くれぐれもご注意下さいね。






(2006年1月7~9日)

街角スナップ@ベネチア編



シビれる程、ブルジョワっぽい雰囲気を持った人でした。

でも、写真をみてガックリです。

ドレープ感や素材の質感など、この写真では全く伝わってこないのが残念です。

今回のイタリアでは、僕の中では最高得点(笑)。



シルエットの綺麗なタイトフィットなデニム上下に、白のドレスシャツ。

ミッドナイトブルーのジャケットも最高、カシミア素材のマイクロヘリンボーンです。

靴だけを差し色に補色をもってくるあたり、イタリア~ンです(笑)。





次は、

ピッツェリアで見かけオヤジに写真を撮らせてくれと頼むと、

喜んでポーズを決めてくれました。

ベージュから黄色への絶妙なグラデーションにはノックアウトされました。

シャツに補色のブルーを差してるあたり、確信犯です(笑)。

良い物を着てるワケじゃないんですが(失礼!)、

色使いが巧みで、自分のキャラで服を着てるって感じでしたね。





ディスプレイも、ほらこの通り!

今シーズン、イタリアで大ブレークのグリーン系!のグラデーションに

ベージュで落ち着きを持たせて、上品に仕上げてます。

このセンスが、イタリアっぽいんですよね。





歩いてたら話しかけてきてくれた陽気なベネチアーノ♪

左の2人はグリーンのグラデーションで、

右のご夫妻の旦那さんは、イエロー系のグラデーション。

この人たち、別にファッショナブルでも何でもない、

普通の爺さん婆さんなんですが、それで、このレベルですからね(失礼)。





野菜もほら!ご覧の通り。

やっぱり色彩のオンパレードです(笑)。





そりゃ、こんな小さな時から、色の訓練をされるんですから、

DNAレベルで違ってくるはずですよね!





ここで、「イタリア人とは肌の色や髪の毛の色が違うから似合うんだよ!」とか

「街並みが違うから日本でそんなの着ると浮くんだよ!」とか

言ってしまえばお終いですよ(笑)。


昨年の7月に、このブログで紹介させて頂いた

銀ラメのピンストライプの生地を覚えてもらってますか?

このラメラメしくキラめく生地は、実はその生地の裏側なのです。



今日お越し下さったSさんは、「これくらいの方が華やかで、私の好みやわ~」と

言うことで、生地の裏側を使ってのご注文です♪



今回はパーティー用らしく、

こういう選択も〝あり〟ですよね。



今回のように裏が気に入って指定される事って、年に何着かはあるんです。

もちろん生地によっては、無理な場合もありますけどね。





この画像から、キラめき具合は伝わりますか?

画像に光を当てて頂くと、いっそう煌きますので、是非お試し下さい(笑)。

(2006年1月7日)

ヴェネチアで見つけた水着。



これはポルノなのでしょうか、芸術なのでしょうか?

でも店の兄ちゃん笑いながら、

「ポルノ税かかるから値引きできないよ!」って言ってました(笑)。



イタリアでは今年から〝ポルノ税〟が課せられるとか、、

それにしても、発想も〝情熱的〟ですね(笑)。

結局どうなったのでしょうか?

誰か教えて下さーい♪








ベネチアで見つけた、3プライコットンを使ったへヴィーウェイトなチノパン。

どんな表情に変わっていくのか、楽しみです。



日本では、なかなか出会えない色ですが、

イタリアではオヤジ連中が好んで穿く、実に落ち着いた色合いです。



僕なら紺ジャケにリボンベルトをして、

昔から大好きな、イタリアン・プレッピースタイルで着たいですね。



素材も特徴的ですが、歩いてみると勝手に足が前に出る、

そんな不思議な履き心地です。

素材&パターン共に、研究素材としても非常に価値のある1本です。




ロロ・ピアーナから春夏物のバンチ(生地の見本帳)が3冊届きました。

ジャケット&スーツ地に、カラフルで爽やかな色が目立ちます。



今回のイタリアでも最も目立った差し色であったグリーンは、

2006年春夏のプロポステbunchの中でも、ひと際目を引く鮮やかさです。







この時期、今から冬物を作られる方と、春物を準備される方とが入り混じります。

そして人気のある春夏地ですと、既に3月に入った時点でソールドアウト!



今から春物?と思われるかもしれませんが、この時期は毎年そんな時期なんです。



それと、大ニュースが!

長らくご愛用頂いてきたロロ・ピアーナの看板商品、人気の〝タスマニアンシリーズ〟が

S120’SからS130’Sにクオリティーアップして、追加されました。

何年振りでしょうか、、是非ご覧になって下さいね。



最後になりましたが、

ピッティの報告については、徐々にお伝えしていきますので

楽しみにお待ち下さいね♪