イランで感じたこと

2001年の夏、僕はイランに行きました。
バックパックを背負って国境を越えるのが好きで、
その行き先が未知の国、神秘の国イランに向いただけでした。
大学時代の英語の授業で読んだアラビアのロレンス以外、何の予備知識もないまま、、

僕が旅行したのは、2003年4月のフセイン政権の崩壊以前でしたから、
個人では済ませない問題に発展する事までは考えず、単なる興味本位で行ったのです。

僕は自分の眼で見て確認しないと気がすまないところがあります。
実際に行ってみた(当時の)感想は、、
それまで行ったどの国よりも良かったという事です。
それ以降にもあちこち行きましたが、今でもその印象は変わっていません。

今では日本も決して安全とは言い難いです。
日本に住んでいる僕たちは日本の良いところを分かりながら生活をしているので、
凶悪な事件がおこっても、普段とおりの生活を普通うにしています。
メディアでは、その悪い部分だけを報道するので、その国の良い部分を知らない人は
その事件だけで、その国を捉えてしまいます。
しかし実際、普通に暮らしているイランの人々は、とても親切で、
日本人が失った親切さ温かさ?人情味?のある方が多いのです。

タクシーでレストランの行き先を告げると、
レストランなんか行かずに自分の家に来いと、そのまま連れていかれ、
食べきれないご馳走と果物を出してくれたりします。

夜、歩いているといたるところでナイトピクニックをしている家族に呼び止められ、
これまた食べきれないほどのサンドイッチが振舞われます。
美味しいと言うと、送ってやるから住所を書けと言われます。
道を歩いていると、どこまで行くんだ?と聞かれ、送っていってくれます。
お節介どころか、煩いくらいです。
僕は、そんな彼等を思い出すたびに、メディアが報じるイランの映像を
信じられない思いで見入ってしまい、親切にしてくれた(ほとんどの人)人の事を思い出します。




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